2013年10月25日

究極のシーフードヌードル!(笑)


お湯を注いで3分で美味しく食べられる「シーフードヌードル」をさらに美味しくしようと思いシーフードを足してやった。

 ↑ シーフードはここから調達した。

 ↑ 今回使用した食材は、イセエビ、サザエ、ハマグリで、カップに入るように、いずれも小さめのものをチョイスした。

 ↑ サザエとハマグリは焼く。

 ↑ イセエビは丸ごとゆでる。

 ↑ 沸騰してからしばらく煮る。ゆで汁には最高の出汁がでる。

 ↑ このゆで汁を熱いうちに、シーフードヌードルのカップに注ぐ。

 ↑ ゆでたイセエビは、半割にする。

 ↑ 焼いたハマグリ、サザエとイセエビを盛り付ける。

 ↑ 3分待ったら出来上がり!

 ↑ 食べてみる。イセエビの濃厚な出汁が旨みとコクをプラスしている。結構いける。

 ↑ 普通のカップヌードルとチリトマトヌードルでも同様にやってみた。
 普通のほうは、シーフードよりもすっきりしたしょうゆ味で、和を感じさせ、イセエビの出汁がよりシンプルに味わえて美味しい。チリトマトは、もともとの味がちょっと勝ち気味であるが、イセエビの甘みが味をやわらかくしている。どことなく地中海の味がした。
 
皆さんも機会があったら是非、「究極のシーフードヌードル」やってみてください!
と言っても多分やる人はいないと思いますが(笑)
それより、南伊豆・弓ヶ浜にお越しの際は、是非当店名物「伊勢海老ラーメン(1,470円)」ご賞味ください!
こっちは、腕利きの板前が調理してますので本物の味です!  


Posted by さざえさん at 23:46Comments(0)青木さざえ店

2013年06月18日

南伊豆沖で獲れる小さな高級魚「タカベ」


↑ この魚ご存知ですか?本州から九州の太平洋沿岸に生息し、これからの時期旬を迎えるタカベである。
成魚でも全長20~30cmほどのサイズで、背びれに近い側面には黄色いラインが美しいほんとに綺麗な魚だ。
岩礁近くに群れを成して生息し、動物性プランクトンなどを餌としている。
市場では高値で取引される高級魚。関東圏で流通するタカベは伊豆諸島で漁獲されたものが多い。


↑ 弓ヶ浜から見た神子元島。日本最古の現役石造灯台がある島だ。
神子元島は、タカベ網漁の良い漁場となっている。下田S級サザエもこの周辺で獲れる。


↑ 神子元島近くでタカベが群れている様子。
この群れが、島近くに寄った時に、刺し網を打ち込んで捕獲する。
もともと潮流が早い場所のため、漁は海況が穏やか且つ潮表(潮がぶつかる側)を狙う。
夜中の潮止まり前後の時間帯が理想的である。


↑ 弓ヶ浜の駿河丸によるタカベ網漁の水揚げの様子。このときは大漁であった。
群れで回遊する魚なので、獲れるときは、大漁大当たりする場合があるが、獲れない場合は、ゼロもあるというシビアな漁だ。経験と繊細な操船技術および魚探で群れを見つけてから網を入れるまでの素早さがモノを言う漁だ。
現在、静岡県でタカベ網漁を操業しているのは、彼らだけである。


↑ 網にかかったタカベを一尾一尾傷つけないように丁寧に外す作業。


↑ 外したタカベをサイズ分けし、傷の有無を選別する作業。


↑ 網にかかったタカベを狙ってサメがやってくる。魚を食べるだけならまだしも、網を破いてしまうので厄介者だ。


↑ 旬のタカベは脂がのって最高だ。とりあえず塩焼きで食べてみて欲しい。宇宙一美味しいはずだ。
南伊豆で取れたてのタカベであれば、刺身も美味いし、地元の食べ方としては、背越し(せごし)といって骨ごと切刻んで食べるのが美味い。あと干物も最高だ。これからの時期、もし伊豆産のタカベを見かけたら是非食べてほしい!  


Posted by さざえさん at 22:29Comments(0)青木さざえ店

2012年10月09日

南伊豆は伊勢海老漁シーズン真っ盛り!

当店のある南伊豆町では、9月中旬に伊勢海老漁が解禁になり今が伊勢海老漁の真っ盛りです。味も秋から冬にかけてが旬で、値段的には解禁直後の今が最安値。今がまさに一番オススメのシーズン。当店は伊勢海老漁の漁師さんから網ごとすべて一括して買うこと(浜買い)により、高価な伊勢海老をなるべくお安く提供しています。
当店のある弓ヶ浜の港の伊勢海老漁をレポートしました。

 ↑ 伊勢海老漁は、網で獲ります。イセエビは夜行性なので、前日の夕方に網を沖の岩礁地帯に船で仕掛けに行きますそれを翌朝日の出と共に引き上げに行きます

 ↑ この日は、7隻ほどの船が出漁。ワンちゃんも手伝っていました。

 ↑ 網にかかったイセエビを一本一本丁寧に弱らないようにはずしていきます。手際の良さと根気の要る作業です。

 ↑ 弓ヶ浜のイセエビ漁師の最長老まさおチャン御歳82歳。漁の腕前は超一流!酒も強い。

 ↑ ご覧のとおり大漁だ。

 ↑ イセエビ漁の網には、魚もかかる。まさおチャンの網には、大物のコショウダイ、イスズミ、タカノハダイ、ニザダイなどがかかっていた。あとサザエやカニが良くかかる。このカニはショウジンガニというカニであまり流通していないが、超うまい出しが出るため漁師たちは手放さない。

 ↑ ハリセンボンもかかっていた。うちの店に剥製が飾ってあります。

 ↑ 漁協の支所でサイズ分けし計量した後、急いですぐ近くの青木さざえ店に運ばれます。当然、ピチピチです。これ以上の新鮮なイセエビはないですよね。

当店の本業は、サザエなど海産物の卸問屋で、伊勢海老も地元のホテル旅館や築地をはじめとする全国の市場に発送しています。ですから、お安いです。是非ご賞味ください!

青木さざえ店食堂部メニューHP
青木さざえ店伊勢海老販売HP
 弓ヶ浜(湊地区)では、今の時期、朝6~7時頃港に行くと伊勢海老をはずしている風景が見ることが出来ます。但し、月が半分以上欠けていて、なお且つ海況の良いときですが。南伊豆にお泊りの方は朝食前のお散歩で見に行くのも良いかも。直接買うことは出来ませんが、当店で売っていますので!  


Posted by さざえさん at 19:06Comments(1)青木さざえ店

2012年04月26日

生憎の雨降り、こんな日は、当店で海鮮バーベキュー!

昨晩は、近所の漁師さんたちと外でバーベキューパーティー。食材は昨日取れたアワビなどでした。漁師さんたちは翌日(今日)の天気が悪い予報だったため、漁に出ないのをいいことに、宴は深夜までに及びました。おかげで今日は少し眠いです。↓ が、その写真です。

日付が変わってから、雨がポツポツきて、何とか天気が持って良かった。外で飲むお酒は美味しいですねー。

でも、今日は生憎の雨降り。こんな日は、ぜひ当店へお越しください!店内で海鮮バーベキューが出来ます。

まずは、店内のイケスからお好きな食材を選んでいただきます。イセエビ、アワビ、サザエ、ハマグリ…などが、卸問屋ならではの破格値で買えます。


↑ お買い上げいただいた食材を当店でお皿に盛りつけ、お客様のテーブルへ


↑ あとはお好みの焼き加減でお召し上がりください!食材費+テーブルチャージ料¥1500(1テーブル4人まで)。もちろん通常のお食事メニューも一緒に召し上がれます。外にはテラス席もありますので、天気の良い日にはこちらもお勧め!  


Posted by さざえさん at 14:46Comments(0)青木さざえ店

2012年04月25日

南伊豆ではアワビが大漁です!

今日は、天気も海況も良かったので、アワビ豊漁でした。


 ↑ 昨日、このブログで地質を紹介した逢ヶ浜で、素潜りによる漁。


 ↑ こちらは、ちょこっと沖合いで、潜水器をを使用した漁で採れたあわび。
  大物がたくさん獲れ、写真のもので800~900gありました。

今から漁師さんたちとバーベキュー。具材は、アワビです(‐^▽^‐)。
旬なので美味しいです。

皆さんもいかがですか?
  


Posted by さざえさん at 17:33Comments(0)青木さざえ店

2012年04月03日

当店最年長スタッフが無農薬栽培!


当店食堂で使用する野菜の多くは「ふさ子おばさん(87歳)」が無農薬栽培してます。

写真は、当店の畑です。当店の特別名誉顧問のふさ子おばさん(←元気なので誰もおばあさんと呼ばないσ(^_^;))御年87歳がほぼ一人ですべて栽培しています。彼女は当店創業当時からのスタッフで、昔は、海産物の管理から食堂での調理など当店のあらゆる業務をこなしてきた凄腕です。現在はお店に出ることはありませんが、毎日畑でせっせと農作業に励んでいます。そして、収穫した野菜を当店の食堂に持ってきてくれます
現在、栽培しているものは長ネギ、玉ねぎ、ジャガイモ、サヤエンドウ、ソラマメ、キャベツ、サニーレタス、ほうれん草等で、そのほか季節ごとにいろいろな野菜を無農薬栽培しております。食の安心・安全を当店最年長スタッフが支えています。ふさ子おばさんいつまでも元気でいてくださいね!  


Posted by さざえさん at 12:06Comments(0)青木さざえ店

2012年03月30日

イセエビの脱皮(変わりエビ)


問題です!上の写真のどちらか片方が脱皮したもので、もう片方がその抜け殻です。
どっちがどっちだかわかりますか?
答えは↓

正解は、右が脱皮後のイセエビで、左が抜け殻です。
脱皮直後のイセエビはふにゃふにゃなので、持ってみればすぐわかります。
当然ながら抜け殻のほうは、セミの抜け殻同様、中身は空っぽで身はありません。
よく見ると左の抜け殻のほうは、ごく小さい白い粒々(貝類やフジツボ)が付いていますが、脱皮後のほうにはまったく付いていません。
私どもはこの春の時期に脱皮したイセエビを良く見るので珍しさはありませんが、「それにしてもうまく脱げるなー」と感心してしまいます。触角や脚の一本一本すべて、さらには目玉にいたるまで完璧に脱ぎます。よく見ると抜け殻のほうの目玉は透明で中が空っぽになっているのが見れます。
脱皮直後のイセエビは、外的に殻が柔らかいため襲われやすく、それどころかほかのイセエビによく共食いされます。このため、当店のイケスでは脱皮しそうなイセエビは隔離しておきます。そして脱皮したらすぐに冷凍します。そして当店の裏メニュー的存在の「変わり伊勢海老天丼(要予約)¥2,000~」でお出ししております。これは脱皮直後だから殻まですべて食べられる優れものです。なかなか在庫がないときが多いですが、脱皮の多いこの時期なら比較的あります。ぜひお電話いただいた上で、ご来店ください。味も食感も普通の伊勢海老と異なります。何はともあれ召し上がっていただければわかると思います。
普通の伊勢海老天丼(¥1,800)もお勧めです!  


Posted by さざえさん at 18:19Comments(0)青木さざえ店

2012年03月29日

新種???派手な顔のイセエビ!



左が今回新種イセエビ?右は普通のイセエビ、形はそれほど変わらない。

腹側も普通のイセエビとは違う。

今日、当店の昨日採れたイセエビを仕分けていたら、イセエビではないエビを発見しました。ごく稀に(年に1~2尾くらい)似たようなエビが取れることがありますが、イセエビと似ているのでそのまま気にせず出荷していたと思います。でも、今回名前が知りたくて、図鑑で調べてみました。
それによると、日本産のイセエビ属 Panulirus は、イセエビを含む計6種あるそうで、それらの特徴と今回採れたイセエビの仲間の特徴を比較して見ました。
その結果、全体にやや黒っぽいところなどシマイセエビに似ているようですが、第一触角(細い触角)に横縞模様があるところなどはカノコイセエビに似ています。しかしその縞の本数は少ないようです。また、背面にはかのこ模様もありません。
どなたかお詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください!

参考HP
Wikipedia イセエビ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E6%B5%B7%E8%80%81

  


Posted by さざえさん at 18:32Comments(0)青木さざえ店

2012年03月25日

当店の人気者!ハリセンボン?!


当店に飾ってあるハリセンボンの剥製のちょうちん、25年ぐらい前にお土産ものを仕入れている業者さんからいただいたものです。私どもは昔から置いてあるので存在を意識すらしませんが、お客様(特にお子様)には大人気で、「わっすごい」とか「これ偽物だよね」とかけっこうリアクションあります。体長50cm、体高28cm(実測値)のかなりの大物。膨らんだまま固定してあるので、おそらく活きている平常時は体長は少し大きく、体高は低くなるはずです。浜辺や港に打ちあがっている死骸を何度か見たことがありますが、この半分以下のサイズでした。あと同じ仲間でハリセンボンに似ているがだいぶスマートなイシガキフグは比較的良く見た気がします。
針は、はたして何本あるのか数えてみました。が、トゲはかなり痛くて同じところを数えてしまったり、逆にとばしてしまったり、で正確に数えることが難しく、結局断念しました(汗)。図鑑で調べたら350本前後のことです。毒はなく皮や肝も食用になるとのこと。このトゲは調理するのにかなり苦労するでしょうね(痛っ)。


参考HP

ウィキペディア ハリセンボン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%B3

公式プロフィール
http://talent.yahoo.co.jp/pf/profile/pp13435  


Posted by さざえさん at 16:53Comments(0)青木さざえ店

2012年03月22日

トコブシ食べたことありますか?


当店で作った味付けアワビ(¥1,500)と煮とこぶし(¥1,800)

近所の地元民はとにかくトコブシが好きです。これから素潜りによる漁のシーズンなので、「トコブシない?」とよく聞かれるます。私も東京におりましたが、料理屋さんで食べたことがありません。高級な料亭などでは。食べられるのでしょうけどね。ましてや、生きたトコブシが魚屋の店頭に並んでいるのは見たことありません。それは、足が早い(鮮度が落ちるのが早い)ためでしょう。あと、これだけ地元民に人気があると首都圏まで売り込む必要もないというのもあるかも。トコブシを活きているうちに、砂糖、醤油、酒で絶妙に煮ました。これを真空パックで急速冷凍。ご家庭で解凍すればすぐ食べられる状態です。食べた人ならわかると思いますが、あのシコシコした食感はたまりません。上の写真にあるものはつい先日、すぐ隣の浜で取れたもので、在庫は少しだけあります。一度にそれほど取れないので、青木さざえ店産地直売HPのほうでは、在庫が少しあっても、ほとんどいつも品切れにしてあります(ごめんなさい)。それだけすぐに売れてしまうものなのでご了承ください。

あと、写真左は、「味付けあわび」です。これはあわびを醤油、鰹節、みりん、砂糖、酒等で丸ごと煮込み、薄くスライスしたものです。食べられない殻は入れない潔さ。身だけを真空パックし冷凍。解凍してそのまま食べられます。つまみに最高。ご飯に載せて、贅沢にあわび丼とかもいいかも。あわびの値段がわかる人は1500円という値段を見てすぐ買っていきます。
あと、同じような商品で「みそあわび」もお勧め!蒸したあわびを特製の味噌に漬け込んだもの。これも薄くスライスされているので、解凍してそのまま食べられます(¥1,500)。また、殻が付いているものが3~4枚入ったパック(¥2,500)ございます。

クール宅急便で発送しておりますので、よろしかったら食べてみてください。  


Posted by さざえさん at 19:00Comments(2)青木さざえ店