2014年04月03日

ユウスゲ公園に「愛の鐘」のモニュメント完成

先日、地元紙の記事に、南伊豆・奥石廊のユウスゲ公園に幸せ招く“鐘”のモニュメントが完成したとあった。ちょっと見に行ってきた。


場所は、県道沿いの駐車場から遊歩道の階段を上った奥石廊を一望できる見晴らしのいい丘の上。もともとこの場所には木造のモニュメント「愛の鐘」があったが、老朽化したため今回リニューアルされた。新しいモニュメントは円形の御影石(直径1.8メートル)で結婚指輪?を連想させる。この輪の中にカップルが納まって写真を撮ったらなかなか絵になるかも。


ちなみにこれが以前の旧バージョンの「愛の鐘」。鐘は古いものを塗りなおして使っている。


今回、モニュメント前には、セルフタイマーで撮影できるようカメラスタンドが設置され、たいへん便利である。スマホを立てる場合も、厚みの違いに対応すべく暑さの違う3種類の溝が用意されている。せっかくなので、私も独りでセルフタイマーを使い写してみたが、景色の邪魔になるただのおじさんになってしまったので、写真は省く。


40万年前に活動した古い火山(南崎火山)のスコリアが作り出すなだらかな丘は、草原となっていて清清しい。ユウスゲ(ユリ科の多年草)が群生しており、7~8月には黄色い花が咲き、ただでさえ美しい景色に花を添える。


また、モニュメントのある鐘の丘から程近い、南伊豆町ジオパークビジターセンターの駐車場においては、新しくベンチが設置された。天気の良い日は景色を眺めながらボッーとしたい。
あと、細かいことではあるが、高すぎる車止めを改良した。改良する以前は、バンパーやマフラーをガリガリやってしまう人を多く見かけたが、もう大丈夫。


同駐車場の大根島やヒリゾ浜方向を望む場所においては、足元に方位盤が作られた。
黄色い●が現在位置である。

地図上の目印の位置に「愛の鐘」がある。  


Posted by さざえさん at 22:28Comments(4)ジオな気分